関節リウマチとは
関節リウマチとは、自分の免疫が関節に攻撃を仕掛けることで、関節の腫れや痛み、
こわばりなどの炎症を引き起こす病気です。
関節リウマチは、関節だけでなく、目や肺、血管などの全身に影響を及ぼすこともあります。
関節リウマチは、30-50代の女性に多く、100人に1人程度の頻度で発症します。
関節リウマチの原因はまだ完全には解明されていませんが、
遺伝的要因や細菌・ウイルスの感染などが関係していると考えられています。
関節リウマチは、放置すると関節が変形や破壊されて、
日常生活に大きな支障をきたすことになります。
そのため、早期に診断を受けて、適切な治療を始めることが重要です。
関節リウマチの症状
関節リウマチの症状は、人によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります👇
関節の腫れや痛み、こわばり
主に手の指、手首、足の指などの小さな関節に起こりますが、肘や膝、足首などの大きな関節にも起こります👣
症状は左右対称に出ることが多く、
朝や関節に負担がかかった後に悪化します。
関節の変形
関節の腫れが続くと、骨や軟骨が破壊されて、関節が変形します。
手の指が小指側に傾いたり、曲がったり、伸び縮みしたりします✋
足の親指が外側に傾いたり、足の裏に胼胝(たこ)ができたりします。
膝や足首が内側や外側に曲がったりします。
首の骨が前にずれて、脊髄を圧迫したりします。
全身症状
関節リウマチは全身の病気なので、
貧血や微熱、全身倦怠感などが起こることがあります。
また、目の炎症や肺の炎症、血管の炎症など、
他の臓器にも影響を及ぼすことがあります。
関節リウマチの診断
関節リウマチの診断は、以下のような方法で行われます↓
診察
関節の腫れや痛み、こわばりなどの状態を調べます。
血液検査
関節の炎症の程度や、関節リウマチで出やすい特殊な物質の有無を調べます。
画像検査
レントゲンや超音波、CTやMRIなどで、関節の骨や軟骨の変化や、
関節の滑膜の炎症の程度を調べます。
診断の基準としては、アメリカリウマチ学会の診断基準が用いられます。
これは、臨床症状や血液検査や画像検査の結果をもとに、
関節リウマチの可能性を点数化するものです。
点数が一定以上になると、関節リウマチと診断されます。
関節リウマチの治療
関節リウマチの治療は、関節の腫れや痛みを抑えて、関節の変形や破壊を防ぐことを目的とします。
治療は主に薬物療法が中心で、以下のような種類の薬が用いられます⇩
免疫を抑える飲み薬
サラゾスルファピリジンやメトトレキサートなどが代表的です💊
関節の炎症を抑えて、関節の破壊を防ぎます💊
副作用があるので、定期的に血液検査や尿検査を受ける必要があります💊
生物学的製剤
インフリキシマブやトシリズマブなどが代表的です💊
関節の炎症を引き起こす物質を特定してブロックします💊
効果が高いですが、感染症やアレルギーなどの副作用があるので、注意が必要です💊
ステロイド薬や非ステロイド性消炎剤
プレドニゾロンやロキソニンなどが代表的です💊
関節の炎症や痛みを素早く抑えますが、
長期間の使用は副作用があるので、注意が必要です💊
薬物療法のほかに、関節内注射や手術、リハビリテーションなどの治療も行われます。
関節内注射は、ステロイド薬やヒアルロン酸製剤を関節に直接注入することで、
炎症や痛みを抑えます💉
手術は、関節の変形や破壊が進んだ場合に、関節を切除したり、人工関節に置き換えたりします。
リハビリテーションは、関節の動きや筋力を維持するために、体操や運動療法などを行います🏃♀️
まとめ
関節リウマチは、自分の免疫が関節に攻撃を仕掛けることで、
関節の腫れや痛み、こわばりなどの炎症を引き起こす病気です。
関節リウマチは、早期に診断を受けて、適切な治療を始めることが重要です。
治療は主に薬物療法が中心で、関節の炎症を抑えて、関節の変形や破壊を防ぎます。
関節リウマチに関心のある方や、自分や家族が関節リウマチにかかっている方にとって、
この記事が参考になれば幸いです。
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健康管理食専門の配食サービス業を営みつつ「健康」に関する情報を発信しながら「明るい引きこもりな子供2人」と生きる精神疾患をもったシングルファーザーでもある筆者が各種障害についての情報も同時に綴るダブルトランスミッションブログ!!!!!!!!!!!!!