外耳炎とは
外耳炎とは、鼓膜の手前にある外耳(外耳道)の皮膚に炎症が起こる病気のことです。
外耳炎には、外耳道の一部にできものができる限局性外耳炎と、
外耳道全体に炎症が広がるびまん性外耳炎の2種類があります。
びまん性外耳炎は水泳の後に発症することが多いため、スイマーズイヤーとも呼ばれます🏊
外耳炎は、外耳道を傷つけたり、水や刺激物が入ったりすることで、
細菌や真菌などの感染が起こることで発症します。
外耳炎は、アレルギーや乾癬、湿疹、脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患がある人や、
補聴器を使用する人などはかかりやすいとされています。
外耳炎の症状
外耳炎の主な症状は、耳の痛み、かゆみ、赤み、腫れ、耳だれなどです。
耳の痛みは、耳たぶを引っ張ったり、耳の入り口を押したり、
口を開けたりしたときに強くなることがあります👄
また、外耳道が腫れて狭くなると、耳が詰まったような感じや、耳が聞こえにくくなる事もあります。
外耳炎の原因となっている細菌や真菌によって、耳から出る分泌物の色や臭いが異なります。
黄色ブドウ球菌などの細菌感染では、白や黄色の臭いの強い分泌物が出ます。
アスペルギルスなどの真菌感染では、灰色が混じった黒や黄色の点々が出ます。
カンジダなどの真菌感染では、ねばねばした乳白色の分泌物が出ます。
外耳道にできものができて潰れると、血が出ることもあります🩸
外耳炎の検査
外耳炎の診断は、主に症状と外耳道の視診によって行われます👀
耳鏡と呼ばれる器具で外耳道を観察し、皮膚の赤みや腫れ、
分泌物やかさぶたなどの病変を確認します。
外耳炎の原因となっている細菌や真菌を特定するために、
外耳道から採取した分泌物の培養検査を行うこともあります🧪
高齢者や糖尿病などの基礎疾患がある人では、
外耳炎が重症化して頭蓋骨にまで感染が広がる悪性外耳道炎の可能性があります💀
悪性外耳道炎の場合は、CT検査や生検(組織検査)などを行って診断します。
外耳炎の治療
外耳炎の治療には、外耳道の清掃と治療薬の使用が基本です🧹
治療薬には、抗菌薬、消炎鎮痛薬、ステロイド薬などがあり、
軟膏剤、点耳薬、内服薬などの形で処方されます💊
外耳炎の原因や症状によって、どの薬を用いるかが決められます。
悪性外耳道炎の場合は、入院して長期間の点滴治療が必要になることがあります🏥
また、治療後は再発を防ぐために抗菌薬の内服を継続することがあります。
外耳炎の予防
外耳炎の予防には、外耳道を傷つけないようにすることが重要です。
耳かきはしすぎないようにし、綿棒や爪などで強くかかないようにしましょう。
耳垢は外耳道を細菌感染から守る働きがあるので、無理に取り除こうとしないでください。
水泳や入浴後は、耳に水が残らないようにタオルで拭いたり、ドライヤーで乾かしたりしましょう。
ヘアスプレーやヘアカラーなどの刺激物が耳に入らないように注意しましょう。
補聴器を使用する人は、補聴器の清掃や外耳道の乾燥に気をつけましょう。
まとめ
外耳炎は、外耳道の皮膚に炎症が起こる病気で、耳の痛みやかゆみなどの症状を引き起こします。
外耳炎は、水泳や耳かきなどが原因となることが多く、細菌や真菌などの感染が起こります。
外耳炎の診断は、外耳道の視診と培養検査によって行われます👨⚕️
外耳炎の治療は、外耳道の清掃と治療薬の使用が基本です。
外耳炎の予防には、外耳道を傷つけないようにすることが重要です。
外耳炎は、早期に治療すれば通常は問題ありませんが、
放置すると悪化したり、慢性化したりする可能性があります。
また、高齢者や糖尿病などの基礎疾患がある人では、
悪性外耳道炎という重篤な合併症が起こることがあります。
悪性外耳道炎は、外耳炎の感染が外耳道から頭蓋骨や脳にまで広がる状態で、
高熱や顔面神経麻痺などの症状が出ます。
悪性外耳道炎は、死亡率が高い危険な病気なので、早期に発見して治療する必要があります。
以上が、外耳炎についての記事でした。
外耳炎は、耳の痛みやかゆみなどの不快な症状を引き起こす病気で、
水泳や耳かきなどが原因となることが多いです。
外耳炎の治療は、外耳道の清掃と治療薬の使用が基本ですが、
予防には外耳道を傷つけないようにすることが重要です。
外耳炎は、早期に治療すれば問題ありませんが、放置すると悪化したり、
慢性化したりする可能性があります。
また、悪性外耳道炎という重篤な合併症に注意する必要があります。
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健康管理食専門の配食サービス業を営みつつ「健康」に関する情報を発信しながら「明るい引きこもりな子供2人」と生きる精神疾患をもったシングルファーザーでもある筆者が各種障害についての情報も同時に綴るダブルトランスミッションブログ!!!!!!!!!!!!!