不正咬合とは
不正咬合とは、歯の噛み合わせが悪い状態のことです。
不正咬合にはさまざまな種類があり、見た目や咀嚼機能に影響するだけでなく、
虫歯や歯周病、頭痛や肩こりなどの原因にもなります。
不正咬合の原因は、遺伝やくせ、虫歯や口呼吸、外傷などがあります。
不正咬合を改善するには、歯列矯正や抜歯、顎の手術などが必要になる場合があります👨⚕️
不正咬合を予防するには、原因となる習慣に注意し、歯科医院で定期的に検診を受ける事が大切です🏥
不正咬合とは、歯の噛み合わせが悪い状態のことを指します🦷
歯の噛み合わせとは、上下の歯がきちんと重なっているかどうかを表す指標です。
歯の噛み合わせが悪いと、歯や顎に負担がかかり、さまざまな問題を引き起こします。
不正咬合には、以下のような種類があります👇
- 叢生(そうせい):歯が顎に入りきらず、歯並びが乱れる状態
- 反対咬合(はんたいこうごう):下の前歯が上の前歯よりも前に出てしまう状態
- 過蓋咬合(かがいこうごう):上の前歯が下の前歯を覆い隠してしまう状態
- 切端咬合(せったんこうごう):上下の前歯の先端がぴったり当たってしまう状態
- 交叉咬合(こうさこうごう):上下の歯が正しく重ならず、左右にずれてしまう状態
- 開咬(かいこう):歯を噛み合わせても上下の前歯の間が開いてしまう状態
- 上顎前突(じょうがくぜんとつ):上顎の歯が前方に過剰に突出する状態
- 空隙歯列(くうげきしれつ):歯と歯の間に隙間ができてしまう状態
- 顎変形症(がくへんけいしょう):顎の骨の形や大きさが異常な状態
不正咬合の原因不正咬合の原因は、主に以下の5つです☟
①遺伝:両親の顎の形や歯の大きさが子どもに受け継がれることで、不正咬合になる場合があります
②くせ:指しゃぶりや頬杖などの習慣が、歯や顎の発育に悪影響を与えることで、
不正咬合になる場合があります👉
③虫歯:虫歯によって歯が抜けたり、歯の形が変わったりすることで、
歯の噛み合わせが悪くなることで、不正咬合になる場合があります
④口呼吸:口呼吸をすると、舌の位置がずれたり、唇の力が弱くなったりすることで、
歯の位置が変わることで、不正咬合になる場合があります
⑤外傷:事故やけがなどで顎に大きな力が加わることで、歯や顎の形が変わることで、
不正咬合になる場合があります
不正咬合が体に及ぼす影響
不正咬合は、見た目や咀嚼機能に影響するだけでなく、以下のような体に及ぼす影響もあります⇩
虫歯や歯周病になりやすくなる
歯並びが悪いと、歯と歯の間に食べ物や汚れが溜まりやすくなります。
これが虫歯や歯周病の原因になります。
また、歯ブラシが届きにくくなることで、歯磨きが不十分になることもあります。
食べ物を上手く噛めない
歯の噛み合わせが悪いと、食べ物を細かく噛むことができません。
これが消化不良や栄養不足の原因になります。
また、食べ物を噛むことで脳に刺激が伝わり、満腹感や満足感が得られます。
噛む回数が少ないと、食欲が増えたり、ストレスが溜まったりすることもあります。
上手く発音ができない
歯の位置が変わると、舌の動きや唇の力が変わります。
これが発音に影響を与えます。
特に、歯と舌の接触が必要な「さ」「し」「す」「せ」「そ」や、
「た」「ち」「つ」「て」「と」などの音が発しにくくなります。
発音が不明瞭になると、コミュニケーションに支障をきたすこともあります。
頭痛や肩こりになりやすい
歯の噛み合わせが悪いと、顎や顔の筋肉に負担がかかります。
これが頭痛や肩こりの原因になります。
また、顎関節症という病気になることもあります。
顎関節症とは、顎の関節に炎症や変形が起こることで、
顎の動きが制限されたり、痛みや音が出たりする病気です。
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不正咬合の治療方法
不正咬合の治療方法は、原因や症状によって異なります。
一般的には、以下のような方法があります↓
透明な樹脂でできた取り外し式矯正装置
透明な樹脂でできた取り外し式矯正装置は、
歯にぴったりとフィットするマウスピースのような装置です。
装置は2週間ごとに新しいものに交換し、歯の位置を徐々に移動させていきます。
装置は食事や歯磨きの時には外すことができますが、それ以外の時間は常に装着する必要があります。
この治療法は、見た目が目立たないことや、痛みや違和感が少ないことがメリットです。
ただし、治療期間はマルチブラケット装置より長くなる事が多く、治療費も高くなる事があります。
また、すべての不正咬合に対応できるわけではありません(´;ω;`)ウゥゥ
顎の手術👩⚕️
顎の手術は、骨格的な不正咬合が大きく、矯正装置だけでは改善できない場合に行われる治療法です。
手術では、上顎や下顎の骨を切断して、位置や形を変えることで、顎のバランスを整えます。
手術は一般的には成人に対して行われますが、成長期の子どもにも適用される場合があります👧
手術は矯正装置と併用して行われることが多く、手術前後にも矯正装置を装着する必要があります。
手術は大きな負担になることもありますが、効果は大きいと言われています。
不正咬合の治療方法は、原因や症状によって異なります。
矯正歯科に相談して、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。
まとめ
不正咬合は見た目や咀嚼機能に影響するだけでなく、体全体に悪影響を及ぼすことがあります。
不正咬合に悩んでいる方は、早めに歯科医院に行ってみましょう。
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健康管理食専門の配食サービス業を営みつつ「健康」に関する情報を発信しながら「明るい引きこもりな子供2人」と生きる精神疾患をもったシングルファーザーでもある筆者が各種障害についての情報も同時に綴るダブルトランスミッションブログ!!!!!!!!!!!!!