なら、MCHとは

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教授:こんにちは、今日はMCHという血液検査項目についてお話ししましょう

   MCHとは何か知ってますか?

弟子:はい、教授

   MCHとは、平均赤血球ヘモグロビン量(Mean Corpuscular Hemoglobin)の略で、
   赤血球1個あたりに含まれるヘモグロビン(血色素)の量の平均値を表すものです

教授:そうですね

   ヘモグロビンは、酸素と結合して全身に運ぶ役割を担っています

   MCHはその量を測ることで、赤血球の機能や貧血の種類を判断することができます

弟子:なるほど

   では、MCHの正常値はどれくらいですか?

教授:MCHの正常値は、赤血球あたりのヘモグロビンが26~33ピコグラム(pg)です

   ただし、基準値は医療機関や健診施設などによって多少の差が出ますので、
   自分の数値が基準値内に収まっているかどうかは必ず医師に確認しましょう👨‍⚕️

弟子:わかりました🙂

   教授、MCHが高い場合や低い場合はどういうことなのでしょうか?

教授:MCHが高い場合は、赤血球1個あたりのヘモグロビンが多く含まれていることを意味します

   これは、赤血球の大きさが大きくなっていることを示しており、
   大球性貧血に分類される貧血の可能性があります

   大球性貧血には、主にビタミンB12や葉酸などの造血因子の不足が原因となるものがあります

   また、アルコールや薬物などの影響で赤血球が正常に分裂しない場合や、
   甲状腺機能低下症などの代謝異常による場合もあります🍺

弟子:そうなんですね💦

   では、MCHが高い場合の症状はどんなものがありますか?

教授:MCHが高い場合の症状としては、以下のようなものが挙げられます

  • 疲れやすい
  • 頭痛やめまいがする
  • 肌や爪が白っぽくなる✋
  • 舌や口内が痛む👄
  • 手足がしびれる👣
  • 呼吸困難や動悸がする😵

弟子:これは大変ですね😧

   教授、MCHが低い場合はどういうことなのでしょうか?


教授:MCHが低い場合は、赤血球1個あたりのヘモグロビンが少なく含まれていることを意味します

   これは、赤血球の大きさが小さくなっていることを示しており、
   小球性貧血に分類される貧血の可能性があります

   小球性貧血には、主に鉄分の不足が原因となるものがあります

   鉄分はヘモグロビンの主要な成分であり、
   鉄分が不足するとヘモグロビンが正常に合成されず、赤血球の量や質が低下します

   鉄分不足の原因としては、食事からの摂取量が不足している場合や、
   出血による損失量が多い場合などがあります🍽

   また、慢性的な炎症や感染症などによって鉄の利用が阻害される場合や、
   遺伝的な要因による場合もあります

弟子:なるほど

   では、MCHが低い場合の症状はどんなものがありますか?

教授:MCHが低い場合の症状としては、以下のようなものが挙げられます

  • 疲れやすい
  • 顔色が悪い🥶
  • 頭痛やめまいがする
  • 耳鳴りや動悸がする
  • 手足が冷える
  • 食欲不振や吐き気がする

弟子:それも大変ですね

   教授、MCHを改善・予防するためにはどうすればいいですか?

教授:MCHを改善・予防するためには、以下のようなことを心がけましょう

  • 食事で鉄分やビタミンB12、葉酸などの造血因子を十分に摂る
  • 食事でビタミンCを摂ることで鉄の吸収を促進する
  • 食事でタンニンやカルシウムなどの鉄の吸収を妨げる物質を控える
  • アルコールや薬物などの過剰摂取を避ける🍶
  • 出血量が多い月経や消化器出血などの原因を治療する
  • 慢性的な炎症や感染症などの原因を治療する
  • 甲状腺機能低下症などの代謝異常を治療する
  • 遺伝的な要因による場合は専門医に相談する👩‍⚕️
  • 定期的に血液検査を受けてMCHや他の血液検査項目をチェックする

弟子:ありがとうございます

   教授、おかげでMCHについて、かなり理解が深まりました

教授:MCHは貧血の種類を判断する重要な指標です

   自分の数値が基準値内に収まっているかどうかは医師に確認しましょう

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健康管理食専門の配食サービス業を営みつつ「健康」に関する情報を発信しながら「明るい引きこもりな子供2人」と生きる精神疾患をもったシングルファーザーでもある筆者が各種障害についての情報も同時に綴るダブルトランスミッションブログ!!!!!!!!!!!!!

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