MCHCとは、赤血球の中にある酸素を運ぶタンパク質の濃度です。
MCHCが高いと、赤血球が小さくなっていることを意味します。
MCHCが低いと、赤血球が大きくなっていることを意味します。
MCHCは、貧血や多血症などの血液の病気を見つけるために使われます。
MCHCの値について
MCHCの正常値は、30~36%です。
しかし、この値は、年齢や性別、検査機関によって少し違います。
自分のMCHCの数値を知るには、血液検査を受ける必要があります。
MCHCだけではなく、他の赤血球恒数という指標も一緒に見ます。
赤血球恒数とは
赤血球恒数とは、赤血球の大きさや量を表す指標で、MCV、MCH、RDWの3つがあります。
これらの指標を合わせて判断することで、貧血の種類や原因を特定できます。
MCHCが低い場合は、鉄欠乏性貧血がよくあります。
鉄欠乏性貧血とは
鉄欠乏性貧血とは、体に鉄分が足りなくて、赤血球や酸素が減ってしまう状態です。
鉄欠乏性貧血は、食事から鉄分を十分に摂れなかったり、出血が多かったりすることで起こります。
鉄欠乏性貧血を予防・改善するには、鉄分の多い食品を食べることが大切です。
鉄分は、肉や魚などの動物性食品に多いヘム鉄と、
野菜や果物などの植物性食品に多い非ヘム鉄の2種類があります。
ヘム鉄は吸収しやすく、非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂ると吸収しやすくなります。
まとめ
MCHCは、血液の健康をチェックするための重要な指標です。
自分のMCHCの数値を確認して、貧血の有無や種類を把握しましょう。
また、自覚症状や生活習慣なども考えて、医師に相談して適切な治療を受けましょう。
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